■日時:11月17日(土) 13:30~
■場所:大阪学院大学 2号館 地下一階 02-B1-02教室
交通アクセス: http://www.osaka-gu.ac.jp/guide/campus/access.html
キャンパスマップ: http://www.osaka-gu.ac.jp/guide/campus/index.html
■参加費:1,000円(大学院生は無料)、懇親会参加費:3,000円
■プログラム
- 13:30~13:40 開会の挨拶、講演者紹介
- 13:40~14:40 特別講演
石田秀樹氏(元 京セラ(株)常務取締役・経営管理本部長)
「アメーバ経営の原点と制約理論の展開 - あたらしい経営会計の展望」
企業内実務経験からアメーバ経営の原点にさかのぼり、制約理論のキィ概念の展開との交差から、あたらしい経営会計を展望する。
- 14:50~17:00 自由論題報告
司会:中川優氏(同志社大学・日本管理会計学会副会長)
第1報告:卜志強氏(大阪市立大学) 「中国企業におけるアメーバ経営の導入と展開」
第2報告:古田隆紀氏(大阪学院大学) 「京セラフィロソフィの役割に関する研究」
司会:杉山善浩氏(甲南大学・日本管理会計学会関西・中部部会長)
第3報告:中野延市氏「((株)ナカノモードエンタープライズ NME グループ代表 CEO) 「原価企画思考の適用領域拡大―おせち『板前魂』における原価企画」
第4報告:佐藤正隆氏(慶應義塾大学大学院生) 「ERPのシステム連携とその影響について-今後の改訂に対する意思決定の考察-」
- 17:20~18:50 懇親会
■お問い合わせ先:第3回フォーラム、第2回関西中部部会 準備委員会
後藤晃範 akinori[at]ogu.ac.jp ([at]を半角の@に変更して下さい)
なお、研究報告会、懇親会の出席につきまして、11月12日(月)までに、メールにて後藤までご連絡頂ければ幸甚に存じます。
準備委員長:山本 浩二
古田 隆紀
坂根 博
後藤 晃範
第1報告の飯塚氏は,品質とコストを管理する際に原価情報がどのような役割を果たしているのかという問題意識から先行研究のレビューを行っています。飯塚氏は,レビューの結果,Anderson and Sedatole(1998)では指摘されていない原価情報の役割として,品質コストの側面から(1)品質管理活動の効果の明示,(2)システムデザインに対する失敗コストのフィードバック,原価企画の側面から(1)システムデザインにおける品質と原価の作りこみ,(2)設計エンジニアに対してプレッシャーを与えることを指摘しました。
飯塚氏の報告に対し,ディスカッサントの安酸氏は,品質と原価という古くからあるが十分に解明されていないテーマ設定が行われている点は評価できるが,今後の研究戦略として,単純明快な研究課題を設定し,原価情報の役割に関する理論的な検討を行った上で,単なる物語である「物語管理会計」で終わらないための仮説と実証が必要である旨コメントしました。
第2報告の蒙氏は,中国のある中小電力企業S社(火力発電所)を対象としたMFCAの適用可能性について考察を行っています。蒙氏は中小企業におけるMFCAの導入ステップと,電力業におけるMFCAの適用可能性に関する先行研究をレビューした後,中小電力企業S社の製造プロセスとMFCAの適用可能性について報告しました。
蒙氏の報告に対し,ディスカッサントの木村氏は,本研究は中国電力企業への貴重なMFCA導入事例であり,先行研究では蓄積の多くないエネルギーバランスに着目しているという点で日本と中国それぞれの実務・学術的な貢献可能性があることを指摘しました。