「リサーチセミナー」カテゴリーアーカイブ

2024年度第1回リサーチセミナーについて

日本管理会計学会・会員各位

2024年度第1回リサーチセミナーを2024年7月27日(土)にオンラインで開催いたしますので,スケジュールのご案内を申し上げます。

報告をご希望の方は,下記の応募要領をご参考の上,ご応募をいただきますようお願い申し上げます。
本リサーチセミナーは若手研究者の研究水準向上の機会として開催されるものです。
報告希望多数の場合には,ご希望に添えない場合もあることをご了解の上,お申込み下さい。
またその場合,若手研究者を優先するものといたします。

参加申込の案内につきましては後日,プログラムの確定後に,もう一度連絡いたします。

              記
開催日:2024年7月27日(土)
開始時刻:14時より(予定)
開催方法:オンライン(zoom)
進行:報告30分,討論15分,フロア質疑10分(予定)

<報告応募要領>
1. 締切日:2024年6月9日(日)
2. 応募方法:標題に「リサーチセミナー報告希望」と記載し本文中に
 下記を明記のうえご応募ください。
(1) 報告タイトル・概要(200-300字程度)・言語(日本語または英語):
(2) 氏名:
(3) 所属機関:
(4) 職名:
(5) 連絡先(E-mail):

 なお,ご報告者には,日本語と英語のいずれのご報告の場合にも,6月下旬頃までにFull paperまたはExtended Abstractの提出をお願いいたします。
3. 応募先:岡山大学 天王寺谷達将
    tentatsuokayama-u.ac.jp
  件名を「リサーチセミナー報告希望」として,下記にお申し込みください。                           

敬具

第2回リサーチセミナーのご案内

日本管理会計学会会員 各位
 
平素より学会の活動にご協力をたまわり誠にありがとうございます。第2回リサーチセミナーを,日本原価計算研究学会との共催で,2023年12月9日(土)にオンライン(Zoom)で開催いたしますので,参加申込方法とプログラムのご案内を申し上げます。
 
 
開催日時:2023年12月9日(土)14時00分開始 16時00分終了(予定)
開催方法:オンライン(Zoom)
会費:無料
 
参加申込方法:下記のGoogleフォーム(お名前,ご所属,メールアドレス)にてお願いします。
 
 
参加の申込みをされた方には,後日,ZoomのURLをお送りします。(*数日前までのご登録にご協力お願いいたします。)
 
<プログラム>
14:00-14:05 開催挨拶および進行方法の説明
 
14:05-15:00 第1報告(報告時間30分,討論15分,質疑10分)
報告者:小泉友香先生(共立女子大学)
討論者:木村麻子先生(関西大学)
報告タイトル: 会計学領域におけるSDGs関連の諸外国での研究動向とそれらの海外の大学教育現場での導入状況についての調査(テキストマイニング・アクティブリーディング活用例)
概要:本研究は原価計算・管理会計学の学術領域におけるSDGsへの取り組みの動向を明らかにすることを目指し、具体的にはSSRN(Social Science Research Network)の論文データベースに掲載された最近の学術論文をテキストマイニングの手法を用いて選択・分析し、海外の会計学者が提唱する最新の重要な議論やテーマ5つが特定された。続いて、これらが海外の大学の会計学部・修士課程でどのように採用・導入されているかを分析し、「研究」と「教育」の間のギャップとその架け橋を探った。具体的には、欧米で広く使われているHorngrenの原価計算・管理会計学テキストにおいて、各テーマがどこでどのように導入されているかを調査し、アクティブリーディング型ソフトであるLiquidTextの利用方法を提示している。
 
15:00-15:05 休憩
 
15:05-16:00 第2報告(報告時間30分,討論15分,質疑10分)
報告者: 濵村純平先生(桃山学院大学)
佐久間智広先生(神戸大学)
討論者: 早川翔先生(流通科学大学)
報告タイトル: Effort allocation under the action spillover on the performance indicator in the multi-task environment: Theory and experiment design
概要: In this study, we propose the experiment design based on the analytical prediction. First, we consider the multi-task by a single agent with a single principal based on the LEN model. The agent decides the level of actions and these actions improve the level of outputs. This study assumes that actions affect the other output. In other words, actions have a spillover effect. Additionally, we assume that the case in which one action does not have a spillover effect on the other output in our analytical model. Consequently, we demonstrate, in this case, while its action cannot have an impact on the other output, the level of its action increases as the other action’s spillover effect increases from the model analysis. This is because, depending on the economic environment, we can obtain several outcomes and must consider the features of equilibrium outcomes based on comparative statistics. Next, in this report, we propose the experiment design to examine our prediction based on the model analysis. In our experiment, we consider three accounting-based indicators, i.e., sales, cost, and profit. In these indicators, the sales-enhancing action also improves profit, and we interpret this case as spilled-over indicators. Based on these performance indicators, we conduct the 2×2 experiment design with respect to the spillover effect and the correlation among performance indicators’ uncertainties. One can infer that our theory and experiment suggest the important implications for the choice of accounting-based performance indicators.
 
16時00分 閉会挨拶
 
以上
 
問合せ先①:京都産業大学 近藤隆史
本件に関する日本管理会計学会の照会先となります。
k4769cc.kyoto-su.ac.jp
問合せ先②:成蹊大学 伊藤克容
本件に関する日本原価計算研究学会の照会先となります。
kitobus.seikei.ac.jp

2023年度第2回リサーチセミナー報告者募集について

日本管理会計学会・会員各位

2023年度第2回リサーチセミナーを,日本原価計算研究学会との共催で,2023年12月9日(土)にオンラインで開催いたしますので,スケジュールのご案内を申し上げます。

報告をご希望の方は,下記の応募要領をご参考の上,ご応募をいただきますようお願い申し上げます。
本リサーチセミナーは若手研究者の研究水準向上の機会として開催されるものです。
報告希望多数の場合には,ご希望に添えない場合もあることをご了解の上,お申込み下さい。
またその場合,若手研究者を優先するものといたします。

参加申込の案内につきましては後日,プログラムの確定後に,もう一度連絡いたします。

              記

開催日:2023年12月9日(土)
開始時刻:14時より(予定)
開催方法:オンライン(zoom)
進行:報告30分,討論15分,フロア質疑10分(予定)

<報告応募要領>
1. 締切日:2023年10月15日(日)
2. 応募方法:標題に「リサーチセミナー報告希望」と記載し本文中に下記を明記のうえご応募ください。
(1) 報告タイトル・概要(200-300字程度)・言語(日本語または英語):
(2) 氏名:
(3) 所属機関:
(4) 職名:
(5) 連絡先(E-mail):

 なお,ご報告者には,日本語と英語のいずれのご報告の場合にも,11月上旬頃までにFull paperまたはExtended Abstractの提出をお願いいたします。
3.応募先:京都産業大学 近藤隆史
    k4769cc.kyoto-su.ac.jp
  件名を「リサーチセミナー報告希望」として,下記にお申し込みください。                               

敬具

2023年度第1回リサーチセミナー開催記

 2023年度第1回リサーチセミナーは,近畿大学を開催準備校(準備委員長:近畿大学 島吉伸氏)として,2023年6月24日(土)13時30分~16時10分に近畿大学およびZoomを用いたハイブリッド形式で開催されました。当日の参加者は対面およびzoomを合わせて約30名でした。開会の挨拶,司会,閉会の挨拶については,日本管理会計学会・副会長の島吉伸氏(近畿大学)により行われました。第1報告は北田皓嗣氏(法政大学)・北田智久氏(近畿大学)・木村麻子氏(関西大学),第2報告は吉田政之氏(尾道市立大学)・井上謙仁氏(近畿大学)・濵村純平氏(桃山学院大学)・早川翔氏(流通科学大学),第3報告は張蘊涵氏(近畿大学商学研究科博士後期課程)でした。また討論者として,第1報告に対しては吉田政之氏(尾道市立大学),第2報告に対しては北田智久氏(近畿大学),第3報告に対しては島吉伸氏(近畿大学)から,研究内容の講評と今後の研究の改善に役立つ質問やコメントがなされました。また,フロアからも質問やコメントなされ,活発な議論が行われました。


第1報告
報告者:北田皓嗣氏(法政大学)
    北田智久氏(近畿大学)
    木村麻子氏(関西大学)
討論者:吉田政之氏(尾道市立大学)
報告タイトル:戦略レベルでの統合思考の推移とその規定要因

 第1報告では,日本企業の統合報告書およびサステナビリティ報告書に開示されている経営トップメッセージのテキストデータを対象にトピックモデリングによって統合思考を評価し,その規定要因を分析した結果が報告されました。北田氏らの研究では,機械学習による自然言語処理のアプローチを用いて,経営トップのビジネス思考・統合思考・サステナビリティ思考が測定されていました。分析の結果,まず,環境に対してセンシティブな産業に属する企業は,戦略レベルでの統合思考は高まるものの,サステナビリティ思考やビジネス思考は低下することが示されました。また,株主の構成は企業のサステナビリティ思考に正の影響を与えるものの,統合思考に対しては負の影響を与えていました。さらに,統合報告書を発行することは企業のビジネス思考を強めるものの,統合思考は弱めることが示されました。


第2報告
報告者: 吉田政之氏(尾道市立大学)
     井上謙仁氏(近畿大学)
     濵村純平氏(桃山学院大学)
     早川翔氏(流通科学大学)
討論者: 北田智久氏(近畿大学)
報告タイトル:日本企業における役員の兼任と機密コスト

 第2報告の目的は,日本企業での兼任役員と機密情報との関係性を検証することにありました。先行研究から,兼任役員は企業業績に正の影響も負の影響も及ぼすことが指摘されています。本報告では,とくにこれまで見過ごされてきた負の影響について,日本企業のアーカイバルデータを用いて分析が行われました。吉田氏らの分析結果では,機密情報の高い企業グループにおいては同産業内での兼任役員を有することは,将来業績が低下することにつながることが示されました。このことは,兼任役員によって社会的ネットワークが形成され,情報流出によって競争優位の源泉が毀損し,将来業績に負の影響を与えることを示唆しています。

 

第3報告
報告者:張蘊涵氏(近畿大学商学研究科博士後期課程)
討論者:島吉伸氏(近畿大学)
報告タイトル:中期経営計画での経営目標がコスト変動に与える影響に関する実証研究

 第3報告では,中長期経営計画における経営目標がコスト変動に与える影響を分析することによって,中期経営計画の経営目標が経営者の資源調整の意思決定に与える影響が検証されました。中期経営計画に関しては,日経500社を対象として情報の収集・整理が行われました。分析の結果,中期経営計画の初年度の売上高が前年度の売上高より増大(減少)する場合,それに伴う当該事業年度のコスト増加率の絶対値(コスト減少率の絶対値)は,中期経営計画で設定される売上高目標の達成に必要な年平均変化率が大きいほど上昇する(低下する)ことが示されました。さらに,中期経営計画で設定された営業利益目標が前年度の利益実績値より大きいほど,当該事業年度の売上高増大(減少)に伴うコストの増加率の絶対値(減少率の絶対値)は平均的に低下(上昇)する傾向が観察されました。

文責:北田智久(近畿大学)

2023年度第1回リサーチセミナー参加者募集について

日本管理会計学会会員 各位

平素より学会の活動にご協力をたまわり誠にありがとうございます。第1回リサーチセミナーの開催概要が決定されましたので、
会員の皆様にご報告申し上げます。

開催日時:2023年6月24日(土)13時30分開始 16時10分終了予定
開催方法:対面(Zoomによる中継も予定。ただし,質疑などは対面が優先されます。)
場 所:近畿大学東大阪キャンパス 21号館3階 313教室
会費:無料
参加申込方法:件名を「リサーチセミナー参加希望(対面 or Zoom)」として,下記の内容をメール本文に記載の上, shima[at]bus.kindai.ac.jp ([at]→@)までお申し込みください。

・お名前
・ご所属
・連絡先メールアドレス
・対面 or Zoomでのどちらの参加希望か

Zoomでの参加をご希望の方には、後日ZoomのURLをお送りします。

<概要>
【第1報告】13:35-14:20(報告時間25分,討論20分)
報告タイトル: 戦略レベルでの統合思考の推移とその規定要因
概要: 企業のサステナビリティマネジメントにおいて、統合思考への関心が高まっている。非財務情報開示の基準設定団体がIFRS財団に集約されるプロセスで、統合報告書ガイドラインを作成していたIIRCもそこに含まれるようになった。このプロセスで統合報告書の重要性が低下することが予想されるが、IFRS財団の代表も述べているように統合思考は重要なコンセプトとして位置付けられ続けている。そこで本稿では、日本企業の統合報告書およびサステナビリティ報告書に開示されている経営トップメッセージのテキストデータを対象にトピックモデリングによって統合思考を評価し、その規定要因を分析した。
報告者:北田皓嗣先生(法政大学)
    北田智久先生(近畿大学)
    木村麻子先生(関西大学)

討論者:吉田政之先生(尾道市立大学)

【第2報告】14:30-15:15(報告時間25分,討論20分)
報告タイトル: 日本企業における役員の兼任と機密コスト
概要: 本研究は取締役会の役員の兼任と機密コストとの関係性について検証するものである。役員の兼任のような社会的ネットワークによって、情報がスピルオーバーし、学習の促進につながったり機密情報の流出につながったりすることが指摘されている。一方で、日本企業における役員の兼任の影響に関する実証研究は乏しい。そこで本研究では、アーカイバルデータを用いて役員の兼任している企業を特定し、その影響について分析を行う。

報告者: 吉田政之先生(尾道市立大学)
     井上謙仁先生(近畿大学)
     濵村純平先生(桃山学院大学)
     早川翔先生(流通科学大学)   

討論者: 北田智久先生(近畿大学)

【第3報告】15:25-16:10(報告時間25分,討論20分)
報告タイトル:中期経営計画での経営目標がコスト変動に与える影響に関する実証研究
概要:中期経営計画にはさまざまな役割が期待され、活用されている。さらに、中期経営計画の策定目的として最も重視されることは,中長期的な経営目標を設定するという役割である。本研究の目的は、中期経営計画での経営目標に焦点を当てて、中期経営計画が資源調整に関する経営者の意思決定に与える影響を明らかにすることにある。資源調整に関する意思決定は、当該事業年度のコスト変動に反映される。そのため、本研究は中期経営計画での経営目標が資源調整に関する意思決定に影響を与え、この帰結としてコスト変動が観察されるかどうかについて分析を行う。分析の結果、中期経営計画での経営目標がコスト変動に影響を与えることを示している。

報告者:張蘊涵氏(近畿大学商学研究科博士後期課程)
討論者:島吉伸先生(近畿大学)

以上