「関西・中部部会」カテゴリーアーカイブ

2021年度第1回関西・中部部会開催のお知らせ

日本管理会計学会会員 各位

 日本管理会計学会2021年度第1回 関西・中部部会(開催校:関西学院大学)のプログラム(テーマ:「管理会計情報とマネジメント」)が確定しましたのでご連絡申し上げます。今回は、ゲストスピーカーとして、長年にわたって国際会計教育の推進及び会計プロフェッションによる企業価値や無形資産評価などの高度な実務指針の制定に貢献してこられた日本公認会計士協会(JICPA)本部理事の井上浩一氏をお迎え致します。
 企業の不正調査のコアともいえる会計不正は、財務比率が財務会計データに依拠していることによる経済学観点との乖離等に連なる「会計情報の意思決定有用性」に関わる重要事項であり、財務会計、管理会計の両分野に共通する学問的・実務的テーマです。基調講演では、井上先生の国際会計教育審議会(IAESB)や整理回収機構企業再生検討委員会、JICPA経営研究調査会等の要職のご経験に基づく経営管理に関する興味深い考察とお話しを伺います。
 部会は、新型コロナウイルス感染再拡大の影響に鑑み、前回に引き続きZoomによるWeb開催となりましたので、万障お繰り合わせのうえご出席下さいますよう、ご案内申し上げます。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。

1.開催日時: 2021年5月29日(土)13時30分~16時45分
2.開催方法: オンライン(Zoomミーティング)
3.参 加 費: 無料
4.プログラム:

 13:30~13:35 部会の進行方法の説明: 部会準備委員長
 13:35~13:40 開催の辞: 関西・中部部会長

第一部〔特別講演〕司会:徳崎進氏(関西学院大学)

■13:45~14:45 ゲストスピーカーによる特別講演
□講演者:井上浩一氏(日本公認会計士協会(JICPA)本部理事)
□講演テーマ:「近年の会計不正の動向と不正調査における問題点」

 今回の講演では、主に日本公認会計士協会(JICPA)経営研究調査会不正調査専門委員会の活動のレビューを基点に、日本公認会計士協会(JICPA)の不正調査ガイドラインの概要や上場会社等における会計不正の動向、近年の不正調査における課題と提言(とりわけ倫理面及び調査体制・計画管理の問題、調査手続及び調査結果の検討における問題、要因分析及び是正措置等の問題など)を通して、会計情報と資本市場の関わりを考察していきます。

【講演者プロフィール】
 井上浩一(いのうえ こういち)
 日本公認会計士協会(JICPA)本部理事。公認会計士。元あずさ有 限責任監査法人代表社員。現在は、コスモス投資研究所代表、関西学院大学客員教授。
 多くの委員会に奉職し、整理回収機構企業再生検討委員会委員等を歴任したほか、国際会計教育審議会(IAESB)テクニカルアドバイザーとして国際会計教育の推進に尽力した。国際会計基準審議会(IASB)及び国際評価基準審議会(IVSC)の議長を務めたDavid Tweedie氏とも親交がある。JICPA経営研究調査会担当常務理事として「企業価値評価ガイドライン」やPPA(M&Aにおける取得原価の配分)目的の無形資産評価の実務指針を公表した。香港及びマレーシアの駐在経験もあり、海外勤務は10年近くを数える国際派会計士である。関西学院大学卒。

■14:45~15:05 講演への質疑応答

15:05-15:10 休憩

第二部〔研究報告〕司会:緒方勇氏(関西学院大学)

▼第1報告 15:15-15:55(報告30分、質疑10分)
 報告者:根本萌希氏(浙江大学博士研究生)、黄英氏(浙江大学教授)
 論題:「管理会計におけるコミュニケーションモデルの再提案」
  “Re-proposing the Communication Model in Management Accounting”

▼第2報告 16:00-16:40(報告30分、質疑10分)
 報告者:小村亜唯子氏(神奈川大学特別助手)、伊藤大真氏(中央 
     労働金庫)、平井裕久氏(神奈川大学教授)
 論題:「予算目標の困難度、達成志向的ワークモチベーション、予算業績
    に関する定量的研究」

 16:40~16:45 閉会挨拶:部会準備委員長

5.参加申込方法・問合せ先:
(1) 申込締切日: 2021年5月22日(土)
(2) 申込方法: 参加ご希望の方は、表題に「関西・中部部会参加希望」、本文中に「氏名」「所属機関」「連絡先電子メールアドレス」を明記のうえ、締切日までに下記メールアドレスまでご連絡下さい。
(3) 連絡・問合せ先:関西学院大学 経営戦略研究科 徳崎進
 E-mail:  tokusakiあっとkwansei.ac.jp(“あっと”を半角@マークに変更)
(4) 参加申込のご連絡をいただいた方に、参加申込締切日以降に、Zoom情報(URL、ミーティングID、パスコード)をお送り致します。

6.その他: 今回は懇親会は開催致しません。プログラム等に変更がある場合は、後日、学会Webサイトhttp://sitejama.jp/ に掲載致します。

 <2021年度第1回関西・中部部会 準備委員会>
  委員長 徳崎 進  (関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科 教授)
  委  員  井上 浩一(関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科 客員教授)
  委  員 緒方 勇  (関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科 准教授)

PDFファイルは、こちら

2021年度第1回関西・中部部会(Web開催)報告者募集のお知らせ

2021年3月4日

日本管理会計学会会員各位

2021年度第1回関西・中部部会(Web開催)報告者募集のお知らせ

 新型コロナウイルス禍の終息がいまだに見通せない状況にあることに鑑みて、日本管理会計学会2021年度第1回関西・中部部会(開催校:関西学院大学)は、先の2020年度第1回部会に引き続き、ZoomによるWeb開催とさせていただくことになりました。つきましては、5月29日(土)午後の開催に伴い、自由論題報告における報告者を募集致しますので、希望される方は、下記の要領をご参考のうえ、奮ってご応募いただきますようお願い申し上げます。
 ただし、プログラムの都合ならびに希望者数の如何により、ご報告のご希望に沿えない場合もあり得ますことを、予めご了承ください。なお、プログラムの詳細は、後日改めてご案内させていただきます。

開催日時:2021年5月29日(土)13時30分開始(予定)
ホスト校:関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科

<応募要領>
1.  締切日:2021年4月4日(日)
2. 応募方法:下記を明記の上、メールにてご応募ください。
 (1) 報告タイトルと概要(200~300字程度):
 (2) 氏名:
 (3) 所属機関:
 (4) 職名:
 (5) 連絡先:
3. 応募先:関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 徳崎進
         tokusaki[at]wansei.ac.jp([at]を半角の@に変更)

2021年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会
準備委員会 徳崎進(委員長)
井上浩一    
緒方勇     

本案内のPDFファイルは、こちら

日本管理会計学会2020年度第1回関西・中部部会開催記

関西大学 大西 靖


 日本管理会計学会2020年度第1回関西・中部部会は、2020年11月21日(13:30~17:00)に、関西大学を主催校としてZoomを利用したオンライン形式で開催された。当日の参加者は42名であった。学会の開始にあたっては、全体司会の木村麻子準備委員から進行方法が説明された後で、水野一郎準備委員長及び皆川芳輝関西・中部部会長から開会の挨拶が行われた。
 第1部では、ゲスト・スピーカーの渡辺良機氏(東海バネ工業株式会社顧問)による、特別講演「『あばよ』の経営美学」が録画配信形式で実施された。


 特別講演では、渡辺氏はポーター賞を受賞されたときにマイケル・ポーター教授に声をかけられた時のエピソードから始まり、同社の創業者から入社を口説かれた理由、ドイツのバネ企業を視察したときのカルチャーショック、職人を重視する同社の人づくりなどの興味深いお話しをされた。さらに水野準備委員長からの質問に応える形で渡辺氏が2代目の社長として創業者の多品種微量の完全受注生産というビジネスモデルを忠実に継承するとともに、社員教育や価格決定方法などの改善を通じて、赤字を一度も出さず、売上高総利益率50%、2桁の営業利益率を34年間実現させてきた同社の付加価値を上げるという特徴的な取り組みが説明された。

 

 

 

 続いて第2部では、第1報告の徳崎進氏(関西学院大学)、および第2報告の皆川芳輝氏(名古屋学院大学)による報告が行われた。第1報告の司会は中嶌道靖氏(関西大学)、第2報告の司会は馬場英朗氏(関西大学)であった。いずれの報告においても参加者からの多くの質問があり、活発なディスカッションが行われた。

第1報告 徳崎 進氏(関西学院大学)
報告テーマ:創造性マネジメントの管理会計的展開-合理思考からの脱却がもたらす創造的意思決定と経営のイノベーション

 第1報告では、創造性マネジメントの方法論の体系化によるプロトタイプ及び汎用モデルの開発を目的として報告が行われた。その背景として、徳崎氏は伝統的な経済学における「利潤あるいは満足度を最大化するために合理的な行動をとる利己的で完全な個人」という仮定が限界に直面していることを指摘する。そこで、非合理的な行動を直視しながらも、企業の競争力の源泉となる創造性をどのようにマネジメントするのかという課題にこたえるための方法論が必要とされる。このような課題に対して、徳崎氏は創造性に関する心理学、教育学および経営学を中心とした先行研究に関する文献レビューを通じて、創造性の側面として、(1)創造的思考と創造的技能にもとづく創造的能力、および(2)創造的性格及び創造的態度にもとづく創造的人格の重要性を指摘した。さらに、このような創造性を引き出すための方法論として、ブレインストーミング法やKJ法などを提示するとともに、創造的人格の形成を支援する方法としてロールプレイ(演劇)の重要性などが提示された。

第2報告 皆川芳輝氏(名古屋学院大学)
報告テーマ:デジタル技術の特徴と管理会計の課題

 第2報告では、デジタル技術における急激な進化、およびそれに伴うイノベーションと混乱が、どのような管理会計問題を生み出すかについて明らかにすることを目的として報告が行われた。デジタル製品などのデジタル生成物の開発では、急激な革新が繰り返し引き起こされるという特徴がある。そのため、デジタル生成物の開発では、新機能による追加的な収益をもたらす可能性が高いといえるが、他方で経営計画が不安定化する可能性がある。したがって、デジタル生成物の製品開発プロセスにおいて、より製品価値を明確に把握する必要性が高いことが指摘される。そこで皆川氏は、この問題に対応するための方策として、顧客価値基準の価格決定プロセスを提示した。このプロセスでは、新しい顧客経験が没入感やコンテンツの魅力などの価値ドライバーを向上することを通じて、その価値が顧客の支払意思額に反映されるという関係が明確に説明されており、企業がこのような関係を製品開発において把握する重要性が指摘された。

2020年度第1回関西・中部部会のご案内

日本管理会計学会会員 各位

                        2020年11月14日

 日本管理会計学会2020年度第1回関西・中部部会(開催校:関西大学)が近づいてまいりましたので再送させていただきます。また申込み締切日を11月18日(水)に延長させていただきました。今回のゲスト・スピーカーとしてお招きした日本のバネ業界では著名な東海バネ工業の渡辺良機氏の講演も11月9日に録画致しました。
 講演では、テーマと少し離れて、ポーター賞を受賞されたときにマイケル・ポーター教授に声をかけられた時のエピソードから始まり、同社の創業者から入社を口説かれた理由、ドイツのバネ企業を視察したときのカルチャーショック、職人を重視する同社の人づくり、多品種微量の完全受注生産モデルを完成させ、赤字を一度も出さず、売上高総利益率50%、2桁の営業利益率を34年間実現させてきた同社のビジネスモデルなどについて興味深いお話しをされています。

部会はZoomによるWeb開催となりましたので多数のご参加をお待ちしております。

1.開催日時:20201121日(土)13:3017:00

2.開催方法:オンライン(Zoomミーティング)
  参加申し込みいただいた方にZoom情報をお伝えします。

3.参加費:無料

4.プログラム
13:30~13:35 司会(準備委員)より部会の進行方法の説明
13:35~13:45 部会準備委員長、関西・中部部会長挨拶

第1部(録画配信)

13:45~14:45 ゲスト・スピーカーによる特別講演

講演者:渡辺良機氏(東海バネ工業株式会社 顧問)
講演テーマ:「『あばよ』の経営美学」
 このテーマの「あばよ」は、渡辺氏が2018年に社長を退任される際、さよならの気持ちを込めて社員に送った言葉だそうで、その挨拶は社員に感銘を与えたとのことです。

【講演者プロフィール】

渡辺 良機(わたなべ よしき)

東海バネ工業株式会社 顧問

1945年    大阪府生まれ

1984年    社長就任

2012年    「藍綬褒章」 授章

2018年    社長退任後、現職

2019年    財界「経営者賞」受賞

 

【会社プロフィール】(https://www.tokaibane.com/

1944年  会社設立

ISO9001・14001・AS/EN/JISQ9100 認証企業

2001年~ 関経連 関西IT活用企業百撰 3年連続優秀賞受賞

2004年  経産省 全国IT活用企業百選 最優秀賞受賞

2006年  経産省 「元気なもの作り中小企業300社」認定

2008年  ポーター賞受賞

2009年  「中小企業IT経営力大賞2009」大賞(経済産業大臣賞)受賞

2010年  「日本マーケティング大賞」奨励賞受賞

2015年  「第6回ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞受賞

 

14:45~15:15 講演への質疑応答(質問者:水野一郎氏)

第2部(オンライン報告)

15:20~16:10 第1報告 (報告30分 質疑10分)
 報告者:徳崎 進氏(関西学院大学)
 報告テーマ:「創造性マネジメントの管理会計的展開-合理思考からの脱却がもたらす創造的意思決定と経営のイノベーション」

16:15~16:55 第2報告 (報告30分 質疑10分)
 報告者:皆川芳輝氏(名古屋学院大学)
 報告テーマ:「デジタル技術の特徴と管理会計の課題」

16:55~17:00 部会準備委員長より閉会挨拶

5.参加申込方法・問い合わせ先
(1)締切日:2020年11月18日(水)
(2)関西・中部部会にご参加希望の方は標題に「関西・中部部会参加希望」、本文中に「氏名」「所属機関」「連絡先電子メールアドレス」を明記のうえ,締切日までに下記電子メールアドレスまでご連絡ください。

連絡・問い合わせ先:関西大学商学部 水野一郎

  jamabukai2020ku[at]gmail.com ([at]@)

(3)参加のご連絡をいただいた方に、参加申込締切日以降に、ZoomのURL、ミーティングID、パスコードをお送り致します。 

 

2020年度第1回関西・中部部会 準備委員会
準備委員長: 水野一郎(関西大学)
北島  治(関西大学)
中嶌道靖(関西大学)
馬場英朗(関西大学)
大西 靖(関西大学)
木村麻子(関西大学)
岡 照二(関西大学)

2020年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会延期のお知らせ

2020年4月6日

日本管理会計学会会員各位

2020年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会延期のお知らせ

 5月30日(土)に関西大学・千里山キャンパスにて開催を予定しておりました2020年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会(自由論題報告・役員会)につきましては、今般の新型コロナウィルス感染症の感染拡大の状況を鑑み、秋以降に延期することといたしました。開催の時期については、今後の状況に応じて決定し、会員の皆様にお知らせいたします。
 ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

敬具

関西・中部部会会長
皆川芳輝