2022年度第1回フォーラムのご案内

日本管理会計学会会員各位

会員各位におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたび、日本管理会計学会2022年度第1回フォーラムを下記の通り開催の運びとなりました。
皆様におかれましては万障お繰り合わせの上、何卒ご出席賜りますよう、ご案内申し上げます。参加の際は、マスク着用、手指消毒、3密回避、検温をご遵守頂ければ幸いです。なお、コロナの状況によっては、オンライン開催になることもありますので、ご承知おきください。
参加希望の方は、4月20日(水)までに、件名に「フォーラム参加希望」と明記の上、ご氏名とご所属を産業能率大学 長屋信義(nagaya[at]mi.sanno.ac.jp{[at]を半角@に変更してください})にメールでお知らせいただきますよう、お願いいたします。

開催日: 2022年度4月23日(土)
会 場: 産業能率大学自由が丘キャンパス2号館2階2201教室

14:00  学会長挨拶
14:10
研究報告  司会:青木章通(専修大学)
14:10  第1報告
「方針管理が現場従業員の改善行動を促すプロセスに対する包摂的風土の影響
  ―ホテル業A社の従業員意識調査に基づく検証―」
 田中美里・梨羽雅・津島瑠那・深谷友理(明治大学大学院)
 鈴木研一(明治大学)
14:55  第2報告
「国内ホテル業における顧客のリピート購買と利益の安定性の関係」
 小村亜唯子(神奈川大学)・深谷友理・田中美里(明治大学大学院)
15:50  第3報告
「ホテルにおける原価企画の実践に関するAI(人工知能)を活用した試論
  ―『ムリ・ムダ・ムラ』を削減し『モチマエ』を発揮するために―」
 吉岡勉(東洋大学)
16:30  終了予定

問合せ先  nagaya[at]mi.sanno.ac.jp (産業能率大学 長屋信義)
{[at]を半角@に変更してください}

日本管理会計学会事務局

午前中開催予定の諸会議について
以下の時間帯で、産業能率大学自由が丘キャンパス2号館3階にて開催します。
11:00~12:20  常務理事会 2303教室
12:30~13:30  理事会   2302教室

産業能率大学(自由が丘キャンパス)までのご案内
東急東横線・大井町線、自由が丘駅正面口より徒歩12分。
自由が丘駅正面口より東急コーチ(バス)が利用できます。
3番目の停留所、「等々力七丁目」で下車してください。(乗車時間約5分)

https://www.sanno.ac.jp/undergraduate/access/jiyugaoka.html

管理会計学会創設30周年記念第2回Web部会報告

水野一郎(関西大学)

 管理会計学会創設30周年記念第2回Web部会が2022年2月26日(土)にオンラインで開催された。主催は、創設30周年記念事業委員会{井岡大度(国士舘大学)、塘誠(成城大学)、水野一郎(関西大学)、山口直也(青山学院大学)}であった。
 第2回部会は、伊藤和憲会長のご挨拶から始まり、管理会計学会創設30周年記念事業の取り組みが紹介され、今回のWeb部会の意義についてもお話しされた。当日の参加申込者は56名であった。
 第2回部会は第1回部会と同様、2部構成で開催され、第1部は、石崎忠司中央大学名誉教授(松蔭大学教授、管理会計学会元副会長)をお招きして、特別講演をしていただいた。講演テーマは「そこはかとない一教授の生き方―研究の方向を左右する要因―」であった。

 石崎先生は、まず冒頭に「そこはかとない」という源氏物語や徒然草にも出てくる雅びな古語をキーワードに「存在感のない研究者であってもわき役の生き方がある」とされ、「わき役であっても「自分の人生の主役であればよい」と述べられ、石崎先生の50年にわたるご自身の研究生活を振り返り、自分史を語り始められた。大学教員に進まれた経緯から経営分析研究に悩みながら取り組んで来られた道程をいろいろなエピソードを挟みながらお話しされた。そこで分かることは謙虚なお人柄から石崎先生ご自身をわき役とおっしゃっておられるが、決してそうではなくて、研究業績ではご高著『企業の持続的成長性の分析』で内部監査協会の「青木賞」を受賞され、学会活動でも多くの学会で会長、副会長など要職を歴任され、社会的な活動でも社外取締役をはじめリーダーシップを発揮され、それぞれ顕著な功績を残されていたのである。若い研究者から年配の研究者まで石崎先生のご講演は、研究者生活を送るうえで大変参考になるものであった。なおご講演は当日参加できなかった会員の皆様のために録画し、動画を限定公開させていただいている(3月21日まで)。

 第2部は、大阪大学の椎葉淳先生の司会のもとで上智大学の若林利明先生から「組織アイデンティティとマネジメント・コントロールパッケージに関する数理モデル分析」というテーマで報告がなされた。

 報告内容は、まず目的として「マネジメント・コントロールの手段として、業績評価に加えて、行動目標を用いるべきであるのはどのような場合であるのかを示す」ことであるとされ、その方法としては「組織構成員の有する組織に対するアイデンティティと、行動目標を設定するために生じるコストに着目し、数理モデルを用いて分析的に示す」ものであった。そして本報告は、①マネジメント・コントロールの最適な要素の組み合わせをパッケージの視点で明らかにしようとしている点や②COVID-19の影響で広まったリモートワークでは、組織構成員の帰属意識の低下が懸念されるが、マネジメント・コントロールにおけるアイデンティティの意義を理論的に精緻化し、将来の実証研究のための仮説を提示している点にその貢献が期待された。
 この若林利明先生の報告については、目的や方法、数理モデルについていくつかの質問やコメントがなされたが、意欲的な斬新な報告ではあるため、今後の一層の研究の進展が期待されるものであった。

2022年度第1回関西・中部部会 報告者募集のお知らせ

2022年3月2日

日本管理会計学会会員各位

 

2022年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会
報告者募集のお知らせ

 

謹啓 
 早春の候、会員の皆様にはますますご健勝のことと拝察申し上げます。
 さて、2022年5月21日(土)に、羽衣国際大学(大阪府堺市)にて、2022年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会を開催いたします。今後のコロナ感染状況にもよりますが、第1回関西・中部部会は、対面とWeb(Zoom)との併用での開催を考えております。
 つきましては、自由論題報告における報告者を募集いたします。ご報告をご希望の方は、2022年3月31日(木)までに、下記の要領で、奮ってご応募の程、宜しくお願い申し上げます。
 以上、何卒宜しくお願い申し上げます。

謹白

 

開催日:2022年5月21日(土)
開催校:羽衣国際大学(大阪府堺市)
応募方法:下記の(1)から(5)を明記の上、e-mailにてご応募ください。
 (1)氏名:
 (2)所属:
 (3)職名:
 (4)連絡先:
 (5)報告タイトルと要旨:
応募締切日:2022年3月31日(木)
応募先:羽衣国際大学現代社会学部 森本和義
     e-mail;kmorimoto[at]hagoromo.ac.jp
           ([at]を半角の@に変更してください。)

以上

2022年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会
準備委員長 森本和義

九州部会 2022年度第1回(第62回)大会 報告者募集のお知らせ

2022年3月吉日

日本管理会計学会九州部会
2022年度第1回(第62回)大会
報告者募集のお知らせ

謹啓
 時下、会員の皆様には益々ご健勝のことと存じます。
 さて、2022年5月28日(土)に、中村学園大学(福岡市)にて、日本管理会計学会九州部会2022年度第1回(第62回)大会を開催いたします。
 コロナ感染状況や開催校の都合に応じて、対面・オンライン・ハイブリッドのいずれかの方法で実施いたします。
 報告を希望される方は、2022年3月31日(木)までに、下記の要領で、九州部会事務局宛にe-mailにてお申し込みください。

(1)氏名、所属、職名
(2)連絡先電話番号、メールアドレス
(3)報告タイトル、報告要旨

謹白

 

日本管理会計学会九州部会事務局:
〒819-0395 福岡市西区元岡744 イーストゾーン
九州大学経済学研究院 丸田起大研究室内
TEL: 092-802-5454
e-mail: maruta[at]econ.kyushu-u.ac.jp
([at]を@に変更してください。)

2022年度年次全国大会 開催ご挨拶

大会準備委員長 明治大学 﨑 章浩

 日本管理会計学会会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 このたび、2022年度年次全国大会が、8月29日(月)~8月31日(水)の日程で明治大学駿河台キャンパスに於いて開催されることになりました。現在、新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染が急拡大していますが、今大会の開催時期には感染が収束していることを切に願いながら、以下にご案内の「日本管理会計学会2022年度年次全国大会スケジュール予定」にもとづき、対面形式による大会開催で準備を進めております。
 統一論題のテーマは、「わが国におけるコスト・マネジメントの現状と課題」(仮題)です。また、スタディ・グループ報告および産学共同研究グループ報告が予定されています。
 今大会の特別講演会といたしまして、公益財団 渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 館長 井上潤氏の講演開催が決定しております。
  自由論題報告の募集につきましては、2022年3月に会員各位にご案内し、詳細の大会プログラムは7月中旬に郵送させていただく予定です。
 今年は、会長および理事の選挙の年であり、準備委員会一同、万全の準備を進める所存でございます。多くの会員の皆様のご参加を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


日本管理会計学会2022年度年次全国大会スケジュール予定
会場:明治大学駿河台キャンパス

【大会1日目】
8月29日(月)
14:30~15:50 常務理事会
16:00~17:20 理事会
17:30~18:30 各種委員会

【大会2日目】
8月30日(火)
  9:00~17:00 受付
10:00~17:00 会長および理事選挙投票
  9:30~10:35 自由論題報告(1)※6会場 最大12報告
10:45~11:50 自由論題報告(2)※6会場 最大12報告
12:40~14:00 会員総会
14:10~15:20 特別講演会 渋沢史料館 館長 井上 潤氏
15:30~16:05 スタディ・グループ報告および産学共同研究グループ報告
《スタディ・グループ報告》
中間報告:研究代表者 横田絵理先生(慶応義塾大学)
     「多様化するマネジメント・コントロールの現状整理と展望」
《産学共同研究グループ報告》
中間報告:研究代表者 青木章通先生(専修大学)
     「サブスクリプションビジネスのモデル化とその評価に関する研
     究」
16:20~18:10 統一論題報告
統一論題テーマ:わが国におけるコスト・マネジメントの現状と課題(仮題)
ご登壇者:田坂 公先生(福岡大学)座長
     今井範行先生(名古屋国際工科専門職大学)
     「トヨタのコスト・マネジメントと今後の課題」(仮題)
     柊 紫乃先生(愛知工業大学)
     「現場改善会計論の提唱:原価管理から余剰生産能力管理へ」
     (仮題)
     片岡洋人先生(明治大学専門職大学院)
     「コスト・マネジメントの新展開:サービス化の原価企画に学
     ぶ」(仮題)
18:20~19:50 懇親会(予定)

【大会3日目】
8月31日(水)
  9:00~11:30 受付
10:00~12:00 会長および理事選挙投票
  9:30~10:35 自由論題報告(3)※6会場 最大12報告
10:45~11:50 自由論題報告(4)※6会場 最大12報告
12:40~13:15 スタディ・グループ報告および産学共同研究グループ報告
《スタディ・グループ報告》
最終報告:研究代表者 伊藤克容先生(成蹊大学)
     「DDP(仮説指向事業計画)の導入効果に関する研究」
《産学共同研究グループ報告》
最終報告:研究代表者 中川 優先生(同志社大学)
     「人を基軸にしたグローバル経営を展開するダイキン工業の管理
     会計研究」
13:30~14:50 統一論題討議 座長:田坂 公先生、統一論題ご報告者3名
15:00 大会日程終了