2026年度第1回リサーチセミナー開催について

2026年度第1回リサーチセミナーを以下の通り開催いたしますので、ご案内申し上げます。

開催日:2026年6月13日(土)
開始時刻:14時から16時(予定)
開催方法:オンライン(Zoom)
参加費:無料
参加申込方法:5月31日(日)までに下記のリンクからお申し込みください。
申込リンク:https://forms.gle/ModdA7K3UXRdJTT47
参加の申し込みをされた方に、開催数日前にオンラインミーティングのURLとフルペーパーをお送りします。


【プログラム】
14:00-14:05 開催挨拶
14:05-15:00 研究報告1(報告30分、討論15分、フロア質疑10分)
15:00-15:55 研究報告2(報告30分、討論15分、フロア質疑10分)
15:55-16:00 閉会挨拶

【研究報告1】(報告30分、討論15分、フロア質疑10分)
14:05-14:35 研究報告1
・報告タイトル: 「経営課題に応じた予算目標修正の違い 」
・報告者: 殷広為氏(近畿大学大学院博士後期課程)、 早川翔氏(京都産業大学准教授)

・概要:本報告では、企業のライフサイクルが売上高および利益の予算目標修正に与える影響を検討する。具体的には、業績差異が生じた際の売上高目標と利益目標の修正幅の違いに着目し、経営課題の相違が目標設定に及ぼす影響を解明する。導入期と成長期では、有利差異が生じた際にシェア拡大に向けた投資を優先するため、利益目標よりも売上高目標を大幅に引き上げ、その違いが拡大する。そして、不利差異が生じた際は、成長シナリオの維持や資本市場への負のシグナルの回避から、売上高および利益の下方修正が抑制され、その違いが縮小する。本研究は、予算目標の修正行動が企業の直面する経営課題に依存することを明らかにするものである。
14:35-14:50討論(研究報告1)
・討論者:黒木淳先生(神戸大学)
14:50-15:00 質疑(研究報告1)

【研究報告2】(報告30分、討論15分、フロア質疑10分)
15:00-15:30 研究報告2
・報告タイトル:「目標の期中調整に関する研究:期中調整は業績にどのような効果を与えるか」
・報告者:片岡亮太氏(松山大学)
・概要:本研究は、環境変化により目標達成が困難な状況下で目標の期中調整が業績に与える効果を告知と実施の2つの要素に区別してオンライン実験によって検証した。その結果、告知による業績への効果は確認されなかった一方で、目標の達成が困難な環境下での期中調整の実施は正の効果をもたらし、期中調整がモチベーションを回復させる機能を持つことが示された。また、期中調整の実施は手続き的公正・分配的公正の認知を高め、それが業績に間接的に正の影響を与えることが確認された。本研究は先行研究で混同されていた告知と実施の効果を初めて区別して検証した点で学術的に貢献し、期中調整の実務に示唆をもたらすものである。
15:30-15:45 討論(研究報告2)
・討論者:西居豪先生(専修大学)
15:45-15:55 質疑(研究報告2)


15:55-16:00 閉会挨拶


問合せ先:滋賀大学 加藤大智(daichi-katobiwako.shiga-u.ac.jp)