管理会計実務の革新を顕彰する「片岡賞」創設のご案内

日本管理会計学会会員各位

日本管理会計学会会長

管理会計実務の革新を顕彰する「片岡賞」創設のご案内

 科学の理論は実践,実務によって鍛えられ,磨かれ,拡大・深化してまいります.しかし同時に,理論と教育は実践を照らし,方向づけ,より高い水準へと導く羅針盤でもあります.両者は対立するものではなく,相互に高め合いながら発展していく関係にあります.
 真に優れた実践は,単なる成果の達成にとどまらず,社会の在り方そのものを変革する力を持っています.その実践が理論的省察によって普遍化され,教育を通じて次世代へと継承されるとき,はじめて持続的な進歩が可能になるのだと考えます.
 理論は現実から遊離した抽象概念ではありません.実践を導き,実践によって検証され,さらに精緻化されるという循環のなかに位置づけられるべきものです.そして教育は,その循環を社会全体へと広げる重要な役割を担っております.
 実践,実務と理論の相互作用が不可欠であることは,社会科学としての管理会計理論についても例外ではありません.
 本顕彰は,当学会の創設者であり,わが国の管理会計研究の発展に多大なご貢献をなされた片岡洋一先生のお名前を冠するものです.片岡先生が体現された理論と実践の往還,そして教育を通じた知の継承の精神を継ぎ,その学術発展への志を未来へとつないでいくことが,本顕彰の趣旨です.
 実践を尊びつつも理論を軽んじず,理論を掲げつつも現実から目を逸らさないこと.その往還のなかにこそ,社会を真に前進させる知の営みがあると存じます.

【応募概要】

応募要領

以下に応募書類の構成を示すが,提出に際しての一助として示すものである.執筆者が自身の思索と創意を存分に発揮するための「目安」である.

<書類構成の例>
・タイトル
・組織概要(業種・規模)
・経営課題とそれに対する導入施策(具体的な管理会計実践)
・導入施策が生み出した成果(定性情報に加え,定量効果など)
・導入施策の独自性・再現可能性
・導入施策が持つ学術的示唆
対象:管理会計に関連する企業実務家(企業としては会員・非会員いずれも可であるが,応募は会員に限定する.)
テーマ例:国内外の企業における優れた管理会計実践
(隣接諸科学を含め管理会計に接点を有するすべての実務での取り組み等を対象とする.)

【応募書類】
A4サイズで最大6枚以内,形式自由
(ワードなどテキスト形式でもPowerPointなどスライド形式でも可)

【応募方法】
印刷の上,3部を郵送すること.
(提出書類は原則として返却いたしませんので,ご了承ください.)

【最終選考】
最終選考日時:2026年8月24日(月曜日)10:00–11:00(60分)
会場:成蹊大学吉祥寺キャンパス,日本管理会計学会年次全国大会会場内(メイン会場)
最終選考報告数:2~4件

スケジュール

募集開始:4月下旬
応募締切:6月中旬
書類審査結果通知:7月中旬
決勝資料最終提出:8月10日

審査員

審査委員長:大西淳也氏
副委員長:丹羽修二氏
委員: 伊藤克容氏,岩田悦之氏,﨑章浩氏,
   丸田起大氏,三浦勝氏,水野一郎氏

審査基準

・実務的インパクト(40%)
・管理会計理論との接続・学術的価値(25%)
・独自性・革新性(20%)
・再現可能性(15%)

応募先

日本管理会計学会事務局 
〒162-0801東京都新宿区山吹町358-5
アカデミーセンター(株)国際文献社内
電子メール:jama-info(at)sitejama.jp
※(at)を@に変更して送信してください。

応募締切

2026年6月19日(金)《期日厳守》

 

選考方法

審査委員会で選考し,年次全国大会時(2026年8月24日開催予定)の最終選考において決定する.

 

以上