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2018年度学会賞(論文賞、文献賞、奨励賞)候補者募集のお知らせ

                    2018年4月1日

会員各位

日本管理会計学会学会賞(論文賞、文献賞、奨励賞)審査委員会
委員長 伊藤 和憲

2018年度学会賞(論文賞、文献賞、奨励賞)候補者募集のお知らせ

拝啓 会員の皆様には、ますますご健勝のことと存じます。
さて、下記に示した2018年度学会賞の候補者を「日本管理会計学会学会賞規程」に基づいて、以下の要領で募集いたします。会員の皆様には、学会賞にふさわしい 候補者を積極的にご推薦していただくようお願いいたします。

敬 具

1.募集する学会賞  論文賞、文献賞および奨励賞(各賞とも若干名)
2.審査対象業績  2017年4月1日から2018年3月31日までに公刊されたもの。
3.応募書類業績等  候補者の略歴、審査対象業績、業績リストおよび推薦理由書
※応募関係書類、図書は返却いたしません。審査終了後、
適切に保管、廃棄致します。
4.推薦方法     会員の自薦及び他薦による。
5.推薦締切日    2018年5月25日まで(当日必着)
6.学会賞授与式   2018年8月28日(年次全国大会の会員総会)
7.業績等の送付先  〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
専修大学 商学部 伊藤和憲 宛て
Eメール:thc0724[at]isc.senshu-u.ac.jp ([at]→@)

なお、学会賞の種類、その他の詳細な内容に関しては、学会ホームページに掲載されている「日本管理会計学会学会賞規程」をご参照ください。

以 上

2018年度 スタディ・グループ募集について

日本管理会計学会会員各位

今年度も「スタディ・グループ規程」に従いJAMAスタディ・グループを広く会員の皆様に募集いたします。

応募される会員は,規程にしたがって,「JAMAスタディ・グループ申請書」をjama-info(at)sitejama.org [(at)を半角アットマークに変更してください。]宛てまでメールでご応募ください。

申請期限は2018年5月31日(木)《期日厳守》です。第2回常務理事会で審議し,選考の結果はグループ代表者に通知いたします。

申請書の様式としては,以下の内容を記載して下さい。

—————————

JAMAスタディ・グループ申請書

研究代表者の所属・氏名

連絡先 (住所,電話番号,E-mail)

・研究課題

・研究目的(意義・概要・構想)

・研究計画(方法・実施状況・期待される成果など)

・本研究に関する国内外の研究の現状と本研究計画の特徴

・各共同研究者の所属と氏名,役割分担

・研究代表者および共同研究者の過去5年間の主な研究業績

—————————

なお、「スタディ・グループ規程」は、学会公式WEBサイト

(https://sitejama.jp/?page_id=74 ) でご覧になることができます。

GMAPのlaunching event参加報告

Global Management Accounting Principle (GMAP) Japanese version Launching Ceremony & CPE Seminar on Best Practice of Management Accounting

2月27日(火)にハイアットリージェンシー東京(新宿)で”Global Management Accounting Principle (GMAP)”の日本語版の発表イベントが、Association of International Certified Professional Accountants(the Association) の主宰で行われた。The Associationは、the American Institute of CPAs (AICPA)とthe Chartered Institute of Management Accountants (CIMA)により設立された団体であり、CIMAは日本管理会計学会と提携関係にある。
日本管理会計学会では、産学共同研究のスタディ・グループとして「グローバル管理会計規準の可能性と展望に関する研究」を行っており、今回、翻訳したGMAPについてもこのプロジェクトを中心として行われた。
イベントは、the Associationの副会長であるSamantha Louis氏によるオープニング・スピーチの後、日本管理会計学会に対して感謝の意が示され、澤邊副会長(京都大学)に記念の盾が贈呈された。さらに、GMAPの翻訳代表者として青木常務理事(東北大学)にも記念の盾が贈られた。
このセレモニーの後、CGMA Research FoundationのExecutive ChairmanであるCharles Tilley氏によるキーノート・スピーチ”Global Management Accounting Principles and Finance Function Effectiveness”が行われ、さらに、Samantha Louis氏(前述)をモデレーターとするパネル・ディスカッション”Management Accounting-Best Practice of Management Accounting in Japan”が行われた。パネリストは、Charles Tilley氏(前述)、Nicholas Brown氏(チューリッヒ生命CFO)、三木晃彦氏(日本IBM株式会社理事)、Jeremy Brocherie氏(アマゾン・ジャパン上級財務管理者)、三浦力(ネスレネスプレッソ株式会社)、石橋善一郎(前日本マクドナルド株式会社CFO)であり、それぞれの企業における実務について簡単に紹介した後、議論と質疑応答が行われた。最後に、澤邊副会長が全体的なコメントを行い、パネル・ディスカッションを終了した。
このイベントの様子については、以下のURLでも紹介されているので、関心のある方はご参照いただきたい。
・ プレスリリース/ニュースリソース配信の共同通信PRWire(https://kyodonewsprwire.jp/release/201803021532

GMAP日本語版のダウンロードは、以下のURLから行えます。
https://www.cgma.org/resources/reports/globalmanagementaccountingprinciples/principles-framework.html

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青木雅明常務理事

2017年度 第2回企業研究会 開催記

2017年度 第2回企業研究会は、2018年3月13日(火)に花王株式会社すみだ事業場/東京工場(墨田区文花2-1-3)で開催され、16名の学会員が参加しました。

14:00から最初に、伊藤雅範(花王(株)SCM部門 人財開発グループ)様および花王の女性社員から花王の紹介ビデオによる説明とスライドによる企業概要の説明、すみだ事業場/東京工場の概要説明の後、花王エコーシステムおよび花王ミュージアムの見学が行われました。花王エコーシステムは、1978年から消費者相談窓口として運用されています。現在では、生活者コミュニケーションセンターとして花王の製品をはじめ様々な相談や問合せに対応できるようにあらゆる情報がデータベース化されていて1日800件ほどの問合せがあり、その活動報告書が毎年、出されています。花王ミュージアムの見学では、花王の歴史ゾーン、清浄文化史ゾーン、コミュニケーションプラザに分けられていて、数多くの展示物やビデオ映像による解説などを含めて懇切丁寧に説明していただき、大変興味深く見学することができました。

休憩をはさんで15:50から「花王の会計について」ご説明がありました。ご担当者は、花王(株)会計財務部門管理部 管理会計グループ・マネジャー(管理会計担当)の毛利竜弥様でした。「花王の会計について」というタイトルは、管理会計のみならず2016年からのIFRS導入の説明もあり「花王の会計」に関する広範な説明がありました。ご説明の主な項目は管理会計のテーマが中心であり、花王における会計財務部門管理部の組織上の位置付け、事業部制における事業利益の計算、EVAによる業績評価、グローバル・キャッシュ・マネジメント、SAP社のERP、IFRSの適用、投資回収計算、予算管理、標準原価、マーケティング・コストの管理など、非常に幅広いテーマについて1時間ほど説明していただきました。その後、数人の参加者から質問があり、それに対して毛利様から懇切丁寧な応答が17:00まで行われ、管理会計の研究者にとって非常に勉強になりました。なお、企業研究会終了後、JR総武線「亀戸」駅駅前の居酒屋で有志による懇親会が行われました。

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本橋正美(明治大学)

管理会計学会編集委員会からのお礼と投稿のお願い

 管理会計学会員の皆様には,学会誌への投稿および依頼論文への執筆をしていただきありがとうございました。昨年の福岡大学での全国大会(準備委員長田坂公先生)で,フルペーパーを前提に報告していただいたおかげで,たくさんの会員から投稿がありました。編集委員長として,心よりお礼申し上げます。
 編集委員会は,第26巻の編集作業中です。第1号は5本の論文と1本の事例紹介,第2号は1本の特別講演と5本の論壇の編集が最終段階となっております。学会誌を3月中に会員の皆様に郵送できるよう努力しているところです。
 現在,査読中の論文は5本です。今年の全国大会は慶応大学(準備委員長園田智昭先生)ですが,園田先生にもフルペーパーでの報告を依頼する予定です。また,会員の皆様から,管理会計学会誌への投稿をお願い申し上げます。なお,投稿にあたっては,学会ホームページの学会誌関連規程(https://sitejama.jp/?page_id=72 )にしたがっていただけるようよろしくお願いいたします。

平成30217

編集委員長 伊藤和憲