日本学術振興会育志賞受賞候補者の公募について

日本管理会計学会会員の皆様

会長の伊藤です。

日本学術振興会より、会長宛に日本学術振興会育志賞受賞候補者1名の推薦依頼がありました。この賞は、大学院生を対象としたもので、受賞すると副賞110万円、および、希望により翌年より学術振興会の特別研究員に採用される権利を得るという賞です。詳細は以下に掲載されています。

https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/yoshiki.html

この賞は、各大学学長および各学会長の推薦者の中から、16名程度選出するもので、学会長は1名の大学院生を推薦する権利がございます。

そこで、会員の皆様からの候補者推薦をお願いいたします。推薦は本人からではなく、指導教員からおこなってください。

推薦を希望する方は上記ページを良く読んでいただき、以下の要領で資料をお送りください。

(1) 被推薦者は、上記ページの条件に該当する大学院生に限る
(2) 推薦者は、被推薦者の指導教員に限る
(3) 推薦者と被推薦者はどちらも日本管理会計学会の会員であること
(4) 被推薦者は、日本管理会計学会全国大会、部会、フォーラム、リサーチフォーラムでの報告経験を有すること
(5) 推薦者の氏名、役職、本人との関係、連絡先
(6) 推薦者による、様式3(指導教員の推薦理由書Aともう一人の推薦理由書B)、および様式4(研究の概要等)
署名欄については自著または電子画像による署名を記入してください。
自著の場合、署名された様式をスキャンして提出してください。
(7) 被推薦者の履歴書(様式2に必要な情報が記載されていること。市販のものでも可)


推薦者(指導教員)は4月30日(土)までに以下の担当者のところに、資料は電子ファイルにしてメールでお送りください。受け取りましたら受領確認メールをお送りします。

受領確認メールが来ない場合には、メールの送受信に何らかの問題が生じたと判断して再度下記担当者までご連絡ください。

日本管理会計学会事務局
(株)国際文献社内
担当:塚本  真弓
jama-post[at]bunken.co.jp
([at]を半角の@に変更してください。)

ふるって応募いただきますよう、お願い申し上げます。

2022年第1回リサーチセミナーの報告者募集について

管理会計学会 会員各位

日本管理会計学会は,第1回のリサーチセミナーを下記のとおり開催することになりましたのでご案内申し上げます。報告をご希望の方は,下記の応募要領をご参考の上,ご応募をいただきますようお願い申し上げます。
本リサーチセミナーは若手研究者の研究水準向上の機会として開催されるものです。報告希望多数の場合には,ご希望に添えない場合もあることをご了解の上,お申込み下さい。
参加申込の案内につきましては後日,プログラム(予定)の確定後にもう一度連絡いたします。

 記

 開催日時:2022年6月18日(土)13時30分開始(予定)
開催方法:対面
 (ZOOMによる中継も予定。ただし,質疑などは対面が優先されます。また,中継は低品質であったり中断の可能性があります。)※1
 場 所:大阪公立大学なかもずキャンパスB1棟 第2講義室(予定)※2

 ※1 新型コロナの感染状況によっては,全面的にZOOMなどに移行する可能性があります。
 ※2 大阪公立大学は,2022年4月に大阪市立大学と大阪府立大学の合併により誕生する新大学です。

 学会会場は,商学部がある旧大阪市立大学のキャンパスではなく,旧大阪府立大学のキャンパスです。

 

 <応募要領>

  1. 締切日:2022年4月29日(金)

  2. 応募方法:標題に「リサーチセミナー報告希望」と記載し本文中に下記を明記のうえご応募ください。

 (1) 報告タイトル・概要(200-300字程度)・言語(日本語または英語):
 (2) 氏名:
 (3) 所属機関:
 (4) 職名:
 (5) 連絡先:
なお,御報告者には,日本語と英語のいずれのご報告の場合にも,6月上旬頃までにFull paperまたはExtended Abstractの提出をお願いいたします。

  1. 応募先:新井康平(旧所属:大阪府立大学経済学研究科,新所属:大阪公立大学商学部)
    件名を「リサーチセミナー報告希望」として,下記にお申し込みください。
    arai[at]omu.ac.jp,[at]を@に変更のこと。
    (新井の旧大阪府立大学のアドレスは,4月中に連絡が出来なくなる予定ですので,使用しないでください。)

 敬具

2022年度第1回フォーラムのご案内

日本管理会計学会会員各位

会員各位におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたび、日本管理会計学会2022年度第1回フォーラムを下記の通り開催の運びとなりました。
皆様におかれましては万障お繰り合わせの上、何卒ご出席賜りますよう、ご案内申し上げます。参加の際は、マスク着用、手指消毒、3密回避、検温をご遵守頂ければ幸いです。なお、コロナの状況によっては、オンライン開催になることもありますので、ご承知おきください。
参加希望の方は、4月20日(水)までに、件名に「フォーラム参加希望」と明記の上、ご氏名とご所属を産業能率大学 長屋信義(nagaya[at]mi.sanno.ac.jp{[at]を半角@に変更してください})にメールでお知らせいただきますよう、お願いいたします。

開催日: 2022年度4月23日(土)
会 場: 産業能率大学自由が丘キャンパス2号館2階2201教室

14:00  学会長挨拶
14:10
研究報告  司会:青木章通(専修大学)
14:10  第1報告
「方針管理が現場従業員の改善行動を促すプロセスに対する包摂的風土の影響
  ―ホテル業A社の従業員意識調査に基づく検証―」
 田中美里・梨羽雅・津島瑠那・深谷友理(明治大学大学院)
 鈴木研一(明治大学)
14:55  第2報告
「国内ホテル業における顧客のリピート購買と利益の安定性の関係」
 小村亜唯子(神奈川大学)・深谷友理・田中美里(明治大学大学院)
15:50  第3報告
「ホテルにおける原価企画の実践に関するAI(人工知能)を活用した試論
  ―『ムリ・ムダ・ムラ』を削減し『モチマエ』を発揮するために―」
 吉岡勉(東洋大学)
16:30  終了予定

問合せ先  nagaya[at]mi.sanno.ac.jp (産業能率大学 長屋信義)
{[at]を半角@に変更してください}

日本管理会計学会事務局

午前中開催予定の諸会議について
以下の時間帯で、産業能率大学自由が丘キャンパス2号館3階にて開催します。
11:00~12:20  常務理事会 2303教室
12:30~13:30  理事会   2302教室

産業能率大学(自由が丘キャンパス)までのご案内
東急東横線・大井町線、自由が丘駅正面口より徒歩12分。
自由が丘駅正面口より東急コーチ(バス)が利用できます。
3番目の停留所、「等々力七丁目」で下車してください。(乗車時間約5分)

https://www.sanno.ac.jp/undergraduate/access/jiyugaoka.html

管理会計学会創設30周年記念第2回Web部会報告

水野一郎(関西大学)

 管理会計学会創設30周年記念第2回Web部会が2022年2月26日(土)にオンラインで開催された。主催は、創設30周年記念事業委員会{井岡大度(国士舘大学)、塘誠(成城大学)、水野一郎(関西大学)、山口直也(青山学院大学)}であった。
 第2回部会は、伊藤和憲会長のご挨拶から始まり、管理会計学会創設30周年記念事業の取り組みが紹介され、今回のWeb部会の意義についてもお話しされた。当日の参加申込者は56名であった。
 第2回部会は第1回部会と同様、2部構成で開催され、第1部は、石崎忠司中央大学名誉教授(松蔭大学教授、管理会計学会元副会長)をお招きして、特別講演をしていただいた。講演テーマは「そこはかとない一教授の生き方―研究の方向を左右する要因―」であった。

 石崎先生は、まず冒頭に「そこはかとない」という源氏物語や徒然草にも出てくる雅びな古語をキーワードに「存在感のない研究者であってもわき役の生き方がある」とされ、「わき役であっても「自分の人生の主役であればよい」と述べられ、石崎先生の50年にわたるご自身の研究生活を振り返り、自分史を語り始められた。大学教員に進まれた経緯から経営分析研究に悩みながら取り組んで来られた道程をいろいろなエピソードを挟みながらお話しされた。そこで分かることは謙虚なお人柄から石崎先生ご自身をわき役とおっしゃっておられるが、決してそうではなくて、研究業績ではご高著『企業の持続的成長性の分析』で内部監査協会の「青木賞」を受賞され、学会活動でも多くの学会で会長、副会長など要職を歴任され、社会的な活動でも社外取締役をはじめリーダーシップを発揮され、それぞれ顕著な功績を残されていたのである。若い研究者から年配の研究者まで石崎先生のご講演は、研究者生活を送るうえで大変参考になるものであった。なおご講演は当日参加できなかった会員の皆様のために録画し、動画を限定公開させていただいている(3月21日まで)。

 第2部は、大阪大学の椎葉淳先生の司会のもとで上智大学の若林利明先生から「組織アイデンティティとマネジメント・コントロールパッケージに関する数理モデル分析」というテーマで報告がなされた。

 報告内容は、まず目的として「マネジメント・コントロールの手段として、業績評価に加えて、行動目標を用いるべきであるのはどのような場合であるのかを示す」ことであるとされ、その方法としては「組織構成員の有する組織に対するアイデンティティと、行動目標を設定するために生じるコストに着目し、数理モデルを用いて分析的に示す」ものであった。そして本報告は、①マネジメント・コントロールの最適な要素の組み合わせをパッケージの視点で明らかにしようとしている点や②COVID-19の影響で広まったリモートワークでは、組織構成員の帰属意識の低下が懸念されるが、マネジメント・コントロールにおけるアイデンティティの意義を理論的に精緻化し、将来の実証研究のための仮説を提示している点にその貢献が期待された。
 この若林利明先生の報告については、目的や方法、数理モデルについていくつかの質問やコメントがなされたが、意欲的な斬新な報告ではあるため、今後の一層の研究の進展が期待されるものであった。

2022年度第1回関西・中部部会 報告者募集のお知らせ

2022年3月2日

日本管理会計学会会員各位

 

2022年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会
報告者募集のお知らせ

 

謹啓 
 早春の候、会員の皆様にはますますご健勝のことと拝察申し上げます。
 さて、2022年5月21日(土)に、羽衣国際大学(大阪府堺市)にて、2022年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会を開催いたします。今後のコロナ感染状況にもよりますが、第1回関西・中部部会は、対面とWeb(Zoom)との併用での開催を考えております。
 つきましては、自由論題報告における報告者を募集いたします。ご報告をご希望の方は、2022年3月31日(木)までに、下記の要領で、奮ってご応募の程、宜しくお願い申し上げます。
 以上、何卒宜しくお願い申し上げます。

謹白

 

開催日:2022年5月21日(土)
開催校:羽衣国際大学(大阪府堺市)
応募方法:下記の(1)から(5)を明記の上、e-mailにてご応募ください。
 (1)氏名:
 (2)所属:
 (3)職名:
 (4)連絡先:
 (5)報告タイトルと要旨:
応募締切日:2022年3月31日(木)
応募先:羽衣国際大学現代社会学部 森本和義
     e-mail;kmorimoto[at]hagoromo.ac.jp
           ([at]を半角の@に変更してください。)

以上

2022年度第1回日本管理会計学会関西・中部部会
準備委員長 森本和義