全国大会自由論題報告応募締切延長のご案内

2020年6月1日

会員各位

 新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言が解除されましたが、日本管理会計学会会員の皆様におかれましては、例年にないご苦労もおありになり、お忙しい日々をお過ごしのことと拝察申し上げます。
 準備委員会では、予定通り8月27日(木)~8月29日(土)の日程での大会開催に向けて準備を進めて参りました。諸般の事情から、大会の開催を中止あるいは延期された学会もございますので、本学会の会員の皆様も、大会開催につきましてご心配なされたやもしれません。
 本日、伊藤和憲会長から大会を予定通りに開催するとのご連絡を戴きました。大会の運営につきましては、状況の不確実性を考慮して、通常の形式に加えてオンラインによる形式での実施の可能性を検討することにいたします。大会会場の名古屋商科大学大学院にはオンラインによる同時双方向型の会議システムの設備が整っておりますので、万一3密を避けねばならない事態になりましても、大会の開催は可能であることを伊藤会長にはお話しております。
 例年のスケジュールに従って自由論題の応募締切を5月31日(日)としましたが、本年の尋常ならざる事態を思考しまして、自由論題の応募締切をひと月延長し、6月30日(火)までとさせて戴きます。

1.大会スケジュール 8月27日(木)~8月29日(土)

27日(木)常務理事会、理事会、委員会

28日(金)自由論題報告、総会、特別講演、スタディー・グループおよび企業調査の報告、統一論題報告、懇親会

29日(土)自由論題報告、統一論題討議、自由論題報告

2.大会会場
 名古屋商科大学大学院名古屋校(https://mba.nucba.ac.jp/)
(〒460-0003 名古屋市中区錦1-3-1)

3.自由論題報告募集要領
 応募締切: 6月30日(火)
 応募先: jama2020nucb[at]gmail.com ([at]→@)
 応募内容: 以下を記載するようお願いいたします。
*報告者氏名、所属、職位、連絡先住所、連絡先電話番号
(共同報告者について、氏名、所属、職位)
*報告論題、キーワード、報告要旨(200字程度)
*言語: 日本語あるいは英語

4.報告論文(フルペーパー)の提出: 8月9日(日)締切

 学会誌『管理会計学』の執筆要領に準拠して作成された報告論文(フルペーパー)の提出が報告の条件となります。ただし、論文の配布はございませんので、15頁の制限は設けません。なお、報告論文は学会ウェブサイトより大会前に会員に公開されます。

 多数の皆様がご参加下さいますよう鋭意努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。

日本管理会計学会2020年度年次全国大会準備委員会
委員長  辻 正雄(名古屋商科大学大学院) 

全国大会の開催と会長挨拶

日本管理会計学会
   会員 各位

全国大会の開催と会長挨拶

 新型コロナウイルスがまだ終息していない状況ですが,会員の皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。
 今年の名古屋商科大学での全国大会の開催について,執行部で開催を検討しました結果,予定通り8月27日から29日に開催することになりましたので,ご報告いたします。
 すでに第1回常務理事会と第1回理事会を持回り会議で決議しました。新組織については,学会HPで公表しておりますのでご確認ください。
 また,6月1日より,会員管理業務を㈱国際文献社に委託することになりました。同時に,事務局も㈱国際文献社にお願いすることになりました。㈱国際文献社より,会費徴収の案内がもうすぐ届くと思いますので,振込をよろしくお願いします。
 新組織体制になったので,この機会に会長としての3年間で実現したい目標を3つ申し上げます。
 第1の目標は,学会にとって最も重要な業務の一つであります学会誌の掲載論文の増加です。会員の皆様には,論文の投稿を期待しております。また,査読の先生には,学会としての質の担保をお願いいたします。
 第2の目標は,学会創立後30年近く経ち,学会活動がマンネリ化してきた感があり,ここで活性化を図ります。この点については2つの方策の強化を行いたいと思います。企業研究・工場見学により,実務家と研究者のコラボレーションを積極的に進めていきたいと思います。また,リサーチセミナーとフォーラムによって,若手研究者の育成を思案していきたいと考えております。
 第3の目標は,学会創設30周年記念事業の開催を実現することです。創設記念事業では,多数の会員にご協力をお願いしたいと思います。

令和2年6月1日
日本管理会計学会
会長 伊藤和憲